現代版のケイドロ(ドロケイ)とでも言うのだろうか、最近の若者や不良の間で「警察鬼ごっこ」なる遊びが存在するらしい。
そもそも、ケイドロという遊びは警察組と泥棒組に別れ鬼ごっこをする遊びだが、これをリアル警察官でやる(自分は泥棒組で逃げる側)のが警察鬼ごっこのようだ。
そのやり方ともかなり大胆な方法だ。警察官とジャンケンして追いかけてもらう・・・といったことではない。
なんと、自らが嘘の通報をしたり、わざと警察を挑発したりして追いかけさせるといったやり方だ。
昔から暴走族のいわゆるケツ持ちと呼ばれる最後尾のバイクが、パトカーを止めるためにわざとゆっくり走ったり、おちょくったりと言った行為はあったが、最近の若者の間ではそれが一つの遊び化してしまっているというのだ。
もちろん若者や不良の一部がこういう行為をしているのだろうが、DQNの天敵である警察の威厳はどこへ行ってしまったというのか。
オレ思うんだよね、警察鬼ごっこ とか大人になったら出来ないの。だからガキのうちに思う存分楽しむべきだと思うの。
— T.k !! (@Umi_Hoshi_) December 3, 2015
おまわりさんと鬼ごっこして足ぱんぱんだわ。
警察鬼ごっこなんてやるモンじゃないね
みんなおつかれー— しょーま (@V30524) March 24, 2016
警察鬼ごっこ大好きだな〜
止まりなさ〜い!って言って止まる人はまず追いかけられないから— しもん (@shimon_claren) April 1, 2016
大人の、ましてや警察を巻き込んでのこの「遊び」、当然遊びでは済まされない。
嘘の通報をすれば偽計業務妨害などに当たる立派な罪です。
さらに追いかけられる際にバイクなどで蛇行運転を繰り返せば暴走行為にもなります。
過去には捕まり、書類送検された少年たちもいます。
こういう遊びをしている若者たちには、もっと広い視野でものごとを考えるようにしてほしいと思います。
例えばこれが救急車だとしたら、嘘の通報により助かる命が一つ失われる可能性だってあるんです。
それがパトカーであろうと同じです。
「警察鬼ごっこ」は止めて、「警察ごっこ」で悪い輩を取り締まるくらいの気持ちになってほしいと思います。

コメント