愛車が盗難に遭う。なんて想像もしたくないが、昨今珍しい話ではない。
2016年に都内でバイクが盗まれた数は1,940件。分かっている範囲で東京都だけで年間2,000台近くのバイクが盗難の被害に遭っているのである。
しかも前年より1,200台以上減ってこの数字だ。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/higai/guard/outobay.html
減少しているとは言え、油断は禁物。
当たり前だが、頑丈なロックをして防犯対策をしておこう。
愛車が狙われている!?
いくら厳重にロックをしていても、窃盗犯に狙われてしまったら盗まれてしまう可能性がある。
「自分のバイクが狙われているかなんて分からない・・・」と思うかもしれないが、窃盗犯によっては「狙いを定めたバイク」にある“特徴”を残すパターンがあるようだ。
その特徴がこちら、@tabi_emon氏がツイッター上で注意を呼びかけ反響を呼んでいる。
【注意喚起】
タイヤの近くに置いてあるこの小石の意味、分かりますか?
これはバイクの盗難犯の仕業です。
常習の盗難犯はすぐに盗む事はなく、下見をします。
その際、小石を置いておきます。
次に来た時に小石が有れば、このバイクの持ち主はあまり確認に来ない事を意味します。 pic.twitter.com/onniCNjidN— たびえもん[職人クラフツマン] (@tabi_emon) 2017年7月4日
バイク泥棒も空き巣と同じように、念入りに下見をしてから犯行に及ぶようだ。
タイヤの下の小石なんて、毎日乗る人や確認する人じゃないと気付かないかもしれない。
放置気味のバイクは要注意!
もしも小石に気付かず放置していた場合、窃盗犯が本格的に盗みに来てしまう可能性が高い。
毎朝チェックしてから出掛けるなどをして、1日1度は愛車の確認をすることを心掛けた方が良いだろう。
また、放置気味でも自宅の敷地内だから安全と思うのは大きな間違いである。
バイクの盗難場所で一番多いのが、そういった住宅の敷地内なのだ。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/higai/guard/outobay.html
出先や路上駐輪での被害は意外と少なく、半数以上は住宅敷地内での犯行だ。
自宅なので安全だと思っていること、停めている時間が一番長いことを犯人も知っているのだろう。
窃盗犯に狙われないことが大事
しっかりとロックをするのはもちろんだが、それだけで安心してはいけない。
放置しまっていたら、窃盗犯は入念にロックを突破する準備をして盗みにやってきてしまうだろう。
こまめに動かしたり、防犯カメラや防犯ブザーをつけるなど、窃盗犯が「このバイクはやめておこう」と思わせるのが一番の防犯になるのでは。
バイクの窃盗犯がいなくなることが一番良いが、自分の大切な愛車を守るため、できることはやっておこう。

コメント